湯田温泉「西の雅 常磐」女将劇場と癒しの湯で心までぽかぽかに
山口県の中心に位置する湯田温泉。
古くから“美肌の湯”として知られ、街のあちこちに白狐伝説が息づく、情緒あふれる温泉街です。
その中でも一際人気を集めるのが、「湯田温泉 西の雅 常磐(にしのみやび ときわ)」。
旅好きの間では「女将劇場で有名な宿」として知られていますが、実際に泊まってみると、想像をはるかに超える“あたたかさ”がありました。

駅からすぐの好立地!「湯田温泉 西の雅 常磐」へ到着
新山口駅から在来線で約20分、湯田温泉駅に到着。
改札を出ると、白狐の像と温泉の湯気が迎えてくれます。
駅前から宿までは徒歩10分ほど。温泉街を散策しながら歩くと、少しずつ旅気分が高まってきました。
夕暮れどき、柔らかな灯りがともる「西の雅 常磐」の玄関。
暖簾をくぐると、スタッフの笑顔とともに「おかえりなさいませ」と声がかかります。
その一言だけで、旅の疲れがすっとほぐれるようでした。
異なるテーマの湯めぐりで贅沢な時間を
この宿の魅力のひとつが、コンセプトの異なるお風呂。
「山」「川」「空」をテーマにした湯殿がそれぞれあり、日替わりで男女が入れ替わるため、宿泊中にすべて楽しむこともできます。
中でも印象的だったのが「山の湯」。
檜の香りが心地よく、湯けむりの中に射し込む光が幻想的。
お湯はやわらかく、肌にすっとなじむ“美肌の湯”で、入浴後は肌がしっとりスベスベ。
まるで化粧水を塗った後のような感覚です。
露天風呂からは庭園の緑が見え、湯田の風がそっと頬をなでる。
湯の温かさと自然の心地よさが溶け合って、思わず「ずっとここにいたい」と思うほどでした。
夜のお楽しみは名物「女将劇場」
夕食を終えて、ロビーへ向かうと、館内がざわざわと賑やかに。
そう、この宿の名物「女将劇場」の時間です!
舞台に登場したのは、宿の女将・女将さんご本人。
鮮やかな和服姿で軽快に登場し、歌あり笑いあり、時には涙ありのパフォーマンスを繰り広げます。
お客様を巻き込みながら、笑いの渦をつくり出すその姿に、場内は大盛り上がり!
まさに「旅の夜のとっておき」。
他では味わえない、温泉宿ならではの人のぬくもりとエンタメの融合に、誰もが笑顔になっていました。
料理長自慢の「朝ごはん」が最高すぎた!
翌朝のお楽しみは、口コミでも高評価の「総料理長自慢の朝ごはん」。
和食中心のビュッフェで、炊きたてのごはんと地元食材が並びます。
特に印象に残ったのは、「長州どりの出汁巻き卵」と「湯豆腐」。
どちらも優しい味わいで、朝から体に染み渡るおいしさ。
さらに、山口名物「ふく(河豚)」を使った一品もあり、思わず箸が止まりませんでした。
「お客様が一日の最初に口に運ぶものだから」と、料理長のこだわりが伝わる味。
食後のコーヒーを飲みながら、「今日もいい一日になりそう」と自然に思える、そんな朝でした。
客室:和のやすらぎに包まれるプライベート空間
宿泊したのは、和モダンタイプのお部屋。
畳の香りが心地よく、窓の外には庭園の景色が広がります。
お部屋の照明はやや控えめで、夜はとても落ち着いた雰囲気に。
布団に入ると、外の虫の声が心地よいBGMに。
温泉で温まった体がすぐにリラックスして、気づけば朝までぐっすり。
久しぶりに「旅でぐっすり眠れた」と感じる夜でした。
女将劇場だけじゃない!スタッフのおもてなしも一流
「西の雅 常磐」が人気なのは、女将劇場だけではありません。
スタッフの気配りも本当に素晴らしかったです。
チェックイン時には、子ども連れのご家族には浴衣のサイズを丁寧に確認したり、
高齢の方には「お部屋までご案内いたしますね」と自然に声をかけたり。
温泉宿というより、「帰省した実家のような安心感」。
“また来たくなる宿”とは、まさにこういうことなのだと実感しました。
周辺観光も充実!湯田温泉を満喫
湯田温泉の街歩きもおすすめです。
宿から徒歩数分のところに「白狐の足湯」があり、誰でも無料で利用可能。
夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
また、少し足を伸ばせば「瑠璃光寺五重塔」や「中原中也記念館」など、歴史や文学を感じられるスポットもたくさん。
観光を楽しんだ後は、また常磐の湯でゆったり癒される——
そんな贅沢な旅の流れがここでは自然にできてしまうのです。
アクセス・宿泊情報
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住所:山口県山口市湯田温泉4丁目6-4
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アクセス:JR湯田温泉駅より徒歩約10分/新山口駅から車で約20分
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駐車場:あり(無料)
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チェックイン:15:00~/チェックアウト:10:00
まとめ:湯田温泉で「笑い」と「癒し」をくれる宿
「湯田温泉 西の雅 常磐」は、
温泉・料理・エンタメ・おもてなし、どれをとっても満足度の高い宿です。
特に女将劇場の温かさは、行かなければ伝わらない魅力。
笑って、癒されて、また頑張ろうと思える——そんな力をくれる場所でした。
“湯田温泉でどこに泊まろう?”と迷ったら、
「西の雅 常磐」を選んでみてください。
きっとあなたも、笑顔で「また来たい」と思います。


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